今回は東京マルイ製M92Fミリタリー(M92F Military)のプチレビューです。
アメリカ軍での制式採用に始まり、各映画、アニメ等での登場回数も
非常に高い事もあって、非常に知名度が高く大人気の銃です。
そんなM92FSをモデルアップした東京マルイ M92Fミリタリーの
スペックを、まず最初に書いてみようかなと思います。
●東京マルイ M92Fミリタリー商品概要●
銃身長(インナーバレル長) 98mm
使用弾薬 6mmプラスチックBB弾
装弾数 26+1発
作動方式 ダブルアクション+シングルアクション
全長 216mm
重量 755g(マガジン含む)
ちなみに実銃のM92FSはこんな感じです
●PIETRO BERETTA M92FS商品概要●
銃身長 125mm
使用弾薬 9mmパラベラム弾
装弾数 15+1発
作動方式 ダブルアクション
プロップアップ式ショートリコイル
全長 217mm
重量 950g
銃口初速 365m/s
有効射程 50m
余談ですが、実銃でM92FといえばM92FSを指しますが、
何がどう変わったかというと、ファイアリングピンの先を
大型化し、スライドに食い込ませる事でスライドが破損した
場合でも射手に破損したスライドが飛んでいかないように
安全対策を施したモデルが、M92FSとなります。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、エアガンの
レビューに移ります^^
セーフティレバーは、実銃同様のデコッキング機能はついておらず
コック&ロックとなっています。ハンマーが起きていても
倒れていてもセーフティがかかる仕様になっています。
東京マルイのM92Fミリタリーのセーフティはトリガーがロックされる
セーフティではなく、トリガーがスカスカになるセーフティとなって
います。
サイトはフロント、リア共にスライドと一体成型となっており
外れません。またサイトにホワイトは入っておらず、自分で
入れる形となります。そのまま付けるとブローバックの衝撃等で
よく剥がれてしまうので細目のドリル等で軽く穴を開けた上に
ホワイトを流すようにすると剥がれにくくなります。
別パーツではありませんが、ファイアリングピンも再現されています。
今の東京マルイのガスブローバックガンでは標準搭載となっている
可変ホップ機能はついておらず固定ホップとなっています。使うBB弾の
重さによって調整ができないデメリットはありますが、あった重さのBB弾
さえ使用すれば、調整が不要で直進弾道が得れるというメリットもあります。
暗い状況で弾道調整が出来ない状況等に便利です。
0.2gで飛距離重視、0.25gで命中精度重視となるので撃ち合いになる距離
によって使い分けると良いと思います。
レビューとは関係ありませんが、M92Fはスライドストップがかかった時も
格好良いと思うのは私だけでしょうか^^
マガジンは亜鉛ダイキャスト一体型となり、手で温まりやすく熱効率が
非常に優れています。装弾数も26発を誇り、ハンドガンとしては十分な
ファイアパワーを備えています。BB弾を止めるリップがプラスチックなのは、
意見が分かれる所ではありますが、交換が必要となった場合パーツ自体が
安価に済む事、保持したBB弾に傷が付きにくい、落とした際に衝撃を吸収
しつつ、リップのみが壊れる事によって他の破損を防ぐという意味では十分に
メリットがあると思います。リップが本体と一体型等だと、マガジンそのものの
交換が必要となる事を考えると尚更かと。
マガジンキャッチはグリップを外せば、簡単に左右の切り替えが可能です。
プラスチック製なのが気になる所ではありますが、私自身が使っていて
マガジンキャッチが壊れた事は一度も起きませんでした。
社外品にて金属製も発売されているので、交換してしまうのも、もちろん良いと思います。
その値段故に、フレームのパーティングラインが残っています。
まさに実際の軍に納品される際にも重要な要素である、「コスト
パフォーマンスの高さ」が前面に出ている製品なので、それを
考えると納得できるかなと。どうしても気になる場合は自分で
綺麗に処理をしてやりましょう。ちなみに私は処理をしました^^
ランヤードリングもプラスチック製となっています。
私はランヤードを使用しないので、強度の事などは分かりませんが、
私は実際に割れているM92Fを見た事もあるので、不安を感じるので
あれば、スチールやステンレス製の高強度のパーツが発売されて
いるので交換しても良いと思います。
グリップパネルの刻印はオリジナルの刻印となっています。
社外品のグリップも取り付けが可能ですが、マルイ専用以外の
M92F用グリップ(実銃用等)の場合、加工や調整が必要となる
場合があるので注意が必要です。
テイクダウンレバーの操作だけで工具が無くても、ここまで簡単に
分解ができます。メンテナンスには非常に便利なので、定期的な
メンテナンスをしてあげましょう^^
実射してみた感想ハイキャパやFN5-7等と比べると、撃ち味はかなり大人しい感じ。
かといって弱いのかと言われると決してそうでもなく、しっかりと
動いてくれます。ブローバックエンジンが常に進化してきているので
個人的にはリニューアルを期待したい所。
弾道は非常に良好。バレルメンテナンスさえ怠らなければ
真っ直ぐ綺麗な弾道を描き的に向かって飛んでいきます。
後は固定ホップをメリットと取るかデメリットと取るか・・・。
ファイアパワーは26発を誇るので、ガンガン撃っても
弾切れは起こしにくく、いざという時には非常に頼りになります。
良く言われる、「M92Fのグリップは太い」事に関して言うと
人それぞれです^^手の大きい人でも「太い」と感じる事もあれば
手の小さい人でも「持ちやすい」と感じる事があるようです。
命中精度はというと・・・実際に撃ったターゲットをお見せした
方が早いと思ったので、10mの位置から10発撃ってみました。
使用弾は東京マルイ 0.2gBB弾、立射撃ちでゆっくり目の
連射をしてみました。
しかし、今回の様に真面目にターゲットを狙ったのは久しぶりです^^
また、「真ん中に命中している」よりは「着弾痕のまとまり」の方が銃本来の
性能になるので、そちらを見ていただければと思います。
で、撃ってみた結果です。
1回目
一発は私のミスにより思い切り逸れましたorz
2回目
1回目とあまり変わりませんorz
3回目
ちょっとだけまとまりました^^
4回目
ターゲットがぼやけて見えていたので(疲れ目かな?)少し距離を縮めて距離を
8mに変更してみました。(ちょっと負けた感じがしましたが・・・・・)
やっぱり、よく当たります。良い感じです。人間の顔に例えると
鼻周りに全弾まとまってくれます。
結論良く当たる!!
以上!!
(10m前後であれば、0.25gを使えばもっとまとまります。)
人気機種、性能の良さ、発売されてからの時間の経過により
カスタムパーツの豊富さは他の機種と比べても1,2を争う位の
勢いです。外装をカスタムしていくか、内部をカスタムして
いくかは、このM92Fをもつオーナー次第です。
ハンドガンのカスタム相談も承りますので、お気軽にどうぞ^^
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ご購入されたM92Fがどこのメーカーか分からないのですが、今回は
東京マルイのガスブローバックM92Fという事でお話しします。
ガスブローバックハンドガンの威力を上げるのに最適なパーツは
カスタムインナーバレル、カスタムバルブの2点です。他にもあるには
ありますが、まずは上の2つの交換が安定です。
取扱いショップであれば、問題無く購入可能です。
インナーバレルは、KM企画、ライラクス、PDI
カスタムバルブは、タニオコバ、KM企画
辺りのメーカーがオススメです。
インナーバレルは銃口から見える金色の筒の事で
カスタムバルブはマガジンの上部後ろに見える金色のパーツです。
取付け難易度はインナーバレルは分解組立てが必要となる為、結構高めです。
カスタムバルブは低めですが、専用の工具が必要になります。
まだ始めたばかりであればショップさんに組込みを依頼するのが無難です。
どうしても自分でやりたい場合は、下調べは念入りに。
しかし、あらかじめ申し上げておくと上記パーツを組んだとしても
飛躍的なパワーアップは望めません。ざっくりな数値でいうと
5~10%といった所でしょうか。
BB弾がめり込んで「もう少しで貫通するのになぁ」という状態であれば
貫通を期待できますが、「BB弾が跳ね返っていたけど貫通するようになった!!」
何て事はありませんのでご注意を。
パーツを組まなくても、マガジンをしっかりと温めて撃てば威力もブローバック
スピードも上がるので、1度試されてみてはいかがでしょうか。
ただし温め過ぎると良くないので、触って冷たくない程度でOKです。